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2022.12.16 創業融資

【2024年最新版】東京都千代田区の創業融資を解説!会社設立する方は必見

東京都千代田区は官庁街や古書店街・楽器街・ビジネス街など多様な特色を持っています。さまざまなビジネスをおこなう人が集まるため、千代田区としても創業支援に力をいれています。

今回は、東京都千代田区の創業融資や創業支援体制について紹介しますので、ぜひご参考になさってください。

【会社設立する方必見】東京都千代田区の創業融資制度を解説

東京都千代田区の創業融資制度を分かりやすく解説

中央区では、事業者を支援するために「千代田区商工業融資」を設けています。

これから創業する方や創業間もない方を対象に、融資のあっせんや創業後の支援体制が整えられており、千代田区がおこなっている創業融資は「起業資金」という制度です。

融資の対象は、千代田区内で1ヶ月以内に個人事業を始める方、もしくは2か月以内に法人を設立して事業を始める方となります。また、これまでに事業を営んだことがない個人が、千代田区内で創業して1年未満である場合も対象となります。

これから創業する方は最大で2,000万円の融資を受けられますが、千代田区民であるか・町内会に加入しているかなどにより限度額は異なるので注意が必要です。

制度名起業資金
資金使途運転資金および設備資金
対象者1か月以内に千代田区内で個人事業を始める方、または2か月以内に千代田区内で法人を設立して事業を始める方
融資限度額最大2,000万円(これから事業を始める方)*条件により融資限度額は変動します
利率本人負担0.4%以内
返済期間7年間(据置12ヵ月以内を含む)

情報元:千代田区商工融資あっせん制度

東京都千代田区の創業融資に申し込む方法

東京都千代田区の創業融資に申し込む方法

東京都千代田区の創業融資は、地域振興部商工観光課商工融資係が担当しています。まずは、電話連絡にて面談の予約をしてください。電話番号は下記となります。

03-5211-4344

その後、数回の面談を経て「あっせん書」の交付を受けたら、提携金融機関にて融資の申し込みをおこないます。

また、申込にあたっては経営相談員との面談を重ねながら、創業計画書を作成する必要があります。そして、融資実行後6ヶ月が経過した時点で、中小企業診断士による経営のフォローアップ診断を受けなければいけません。

東京都千代田区の特定創業支援事業とは?

東京都千代田区の特定創業支援事業とは?

千代田区が実施する特定創業支援事業に参加すると、会社設立時の登録免許税の減免や東京都や日本政策金融公庫が実施する創業融資の利率優遇などを受けられます。

特定創業支援事業の対象事業は次の3つです。

  • 千代田区役所:ワンストップ相談窓口
  • 公益財団法人まちみらい千代田:ビジネス起業塾
  • 東京商工会議所千代田支部:創業窓口相談、専門家相談

特定創業支援事業では、経営や財務・販路開拓など創業に必要な知識を体系的に学べるので、経営者としての実力をアップさせたい方におすすめです。

東京都千代田区で受けられるそのほかの創業融資制度

東京都千代田区独自の創業融資ではありませんが、そのほかにも創業融資制度はあるので、ご紹介します。

東京都の制度融資

東京都の制度融資は、中小企業の経営力を強化するための支援策です。東京都、東京信用保証協会、そして指定金融機関が一体となって提供しています。

この制度の最大の特徴は、融資限度額が最大3,500万円にも及び、年利1.5%から2.5%の低金利で資金を借り入れ可能な点です。利用を希望する企業は、東京信用保証協会の保証を得ることが前提となります。事業拡大を目指す中小企業にとって、この融資制度は非常に有効な選択肢です。

参考:東京都の保証制度一覧

日本政策金融公庫の創業融資


日本政策金融公庫の創業融資は、起業を目指す方々にとって貴重な支えです。政府が支援するこの機関では、無保証人での融資を提供し、新規事業者の夢を実現へと導きます。

新創業融資制度や中小企業経営力強化資金をはじめ、様々な融資プランがあり、それぞれの事業計画に合わせた資金調達が可能です。このように、事業立ち上げや拡大を考える起業家にとって、日本政策金融公庫は強力なサポートを提供しています。

日本政策金融公庫の創業融資については、「日本政策金融公庫の創業融資を申請した方が良い人とは?必要書類についても解説」の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

まとめ

東京都千代田区には、これから創業する方を支援するために、低い利率で融資をあっせんする「起業資金」という制度があります。

創業融資は千代田区だけでなく、日本政策金融公庫や民間金融機関も取り扱いをしています。

創業融資については、こちらの記事「【徹底ガイド】創業融資とは?種類ごとのメリット・デメリット・流れをご紹介!」で解説しているので、ぜひご覧ください。

弊社ストラーダ税理士法人では、30分の無料相談を実施しているので、どの融資に申し込むか悩んでいる方は、お気軽にご連絡ください。

この記事の監修者
山田 直輝
税理士公認会計士行政書士
2009年公認会計士試験に合格、その後、Deloite Touche Tohmatsu(有限責任監査法人トーマツ)に入所し、メーカー、サービス業、学校、商社等の上場一部企業の会計監査や内部統制監査を行う。監査班では、監査の主任業務を経験した。その後、アドバイザリー部門に部署異動をして、ベンチャー企業支援、賠償業務算定の構築や上場支援業務、企業リスクにおけるリスクマネジメント業務を行う。上場は、リクルートの上場経験を有する。2015年に独立して、ストラーダ税理士法人を設立。「敷居が高くて堅苦しい」税理士のイメージを払拭し、「初めての方でも馴染みやすい」税理士でいることをモットーにしている。趣味は、愛娘と遊ぶこと。
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