学歴がなくても、成功することは十分に可能です。
学歴がないからといって、起業を諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。

一方で、学歴があるがゆえに、起業に踏み出せない方も大勢います。
「学歴があったために、新卒で大手の上場一部の企業に就職しました。給料も年収500万円。世間一般からみると平均以上の給料をもらっていました。安心安全な暮らしが維持されているので、起業する情熱が湧いてきません。」
といったように、学歴が邪魔をして起業できない方もいます。

むしろ自らの学歴に強い劣等感がある場合には、それが強い原動力になる場合があります。強い原動力がご自身を動かし、事業を動かします。

一方で、日本政策金融公庫の最新の調査によると、起業家の最終学歴が高校卒業である方は年々減少傾向になっています。これは、年々最終学歴が高校卒業の方が減少していることに起因しています。そもそもの最終学歴が高校卒の方が減っているので起業する人数も減少しているのは当然のことと言えます

起業家の最終学歴

参照:日本政策金融公庫2015年新規開業実態調査

また、減少傾向にはありますが、それでも約4人に1人以上は最終学歴が高校卒業の人が起業家になっています。

高校卒業で成功している経営者といえば、アパレル通販を事業とする株式会社スタートトゥディ(ZOZOTOWN)の創業者である前澤友作さん、株式会社壱番屋のココイチの創業者である宗次徳二さんがいます。

このように、学歴と起業しての成功率は関連性がなく、ご自身の置かれている環境をどこまで原動力に変えて、事業に情熱が持てるか否かが成功の秘訣です。