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確定申告はネットからでもできる
ネットで確定申告をすれば、その手間を少しでも減らすことが出来るということをご存じでしょうか?
毎年2月になると気になり始めるのが確定申告です。
確定申告では、書類の作成業務だけではなく、控除証明書や源泉徴収、領収書、場合によっては帳簿をまとめて提出する必要があり、なかなかの手間がかかる雑務でもあります。
ネットで申告をすれば、申告の時にやらないといけない計算と書類添付の手間が省けます。
以下でその内容を簡単に説明していますので、参考にしてみてください。
いつでもどこでも申告可能
インターネット経由で確定申告をするには、国税庁が運営するe-Taxを使います。
e-Taxでは、本来ならば紙の申告書に必要事項を記入して提出しなくてはならないものが、各項目を入力するだけで自動計算が行われて、提出もそのままデータ送信のみで完了することができます。
このe-Taxを利用する際に必要になるものは、次の通りです。
・パソコン
・ICカードリーダー
・マイナンバーカード
これらをセットアップして、e-Taxの確定申告書作成コーナーにて、入力内容の指示に従い操作していきます。
e-Taxで確定申告をするメリット
e-Taxで確定申告をすることで、次のようなメリットがあります。
【メリットその1 計算ミスが無い】
e-Taxに入力した金額は自動で計算されて税額を算出してくれますので、手書きと違って計算ミスがありません。
税務署から、記載ミスによる修正申告を申し渡されるリスクが無いということです。
また、入力もe-Tax内の指示通りに行えば、迷うことなくスムーズに終わりますので、初めての人でも簡単に操作が可能です。
【メリットその2 書類添付の手間が無い】
源泉徴収票、各種控除証明書、領収書等の添付書類の提出を省略することができます。
ちなみにこれは、書類原本の提出が省略化されるということであり、必要書類の記載内容についてはe-Tax内で入力して、送信することになります。
必要書類の原本は、法定申告期限から5年間は保管しておく義務があり、税務署から提出を求められた場合は対応しなくてなりません。
参考:国税庁 e-Taxの公式HP 添付書類省略化についての説明
http://www.e-tax.nta.go.jp/toiawase/qa/kakutei/tempu01.htm
【メリットその3 還付対応が早い】
書類提出による確定申告よりも、e-Taxによる電子申告の方が還付金の振り込み対応が早いのが特徴です。
還付金が処理されたら、e-Taxのホームページ内にあるメッセージボックスにお知らせのメールが届きます。
振り込まれるスピードは早くて半月ほどですが、振込日が決まっているものではありません。
書類で確定申告した場合だと、還付金が振り込まれるまでに1ヶ月以上かかることが多いです。
まとめ
電子申告を始めるには、マイナンバーカードを発行しておく必要があります。
マイナンバーカードは、マイナンバーと免許証を持参して、最寄りの市役所にて申請すれば発行してもらえますので、事前に準備をしておきましょう。