TOP > 税理士法人トップ > 税理士法人お役立ち情報 > 確定申告 > 知っておきたい!確定申告を税理士に相談する方法(無料or有料)

確定申告 column

確定申告
2021.06.29 確定申告

知っておきたい!確定申告を税理士に相談する方法(無料or有料)

確定申告の相談

起業したばかりで多忙な中、税務処理に手をとられるのを避けたい人。

サラリーマンからフリーランスになったばかりの人など、確定申告に慣れていない人は税理士に相談してみてください。

・個人事業主になったばかりで、確定申告のやり方が分からない……。

・無申告期間が長すぎてどうしたらいいのかわからない……。

・保険料控除の計算がよく分からない……。  

などなど、確定申告に関する問題は、税理士に聞けば速やかに解決できます。

【税理士への相談方法】

最初は、電話やメールで税理士(税理士事務所)にコンタクトをとります。

それで解決できない問題は、あらためて予約をして対面での相談をします。

対面相談は、有料の場合もあるので、相談先の事務所に料金をお尋ねください。

税理士への相談は有料or無料どっちがいい?メリットとデメリットは?

税理士事務所には相談料無料にしているところと有料でやっているところがありますが、その違いは何なのでしょう?

無料相談と有料相談のメリットとデメリットをまとめてみました。

【税理士への有料相談~メリット・デメリット~】

有料相談は相談者側からすると、お金を支払っているわけですから、なんでも気兼ねなく聞きやすい、という一面はあるかと思われます。

ただ、相談内容は事前にメモ書きをして、明確にしておくとスムーズです。

相談料は1時間単位での請求があるかと思われますので、聞きたいことをまとめておくと無駄がありません。

【税理士への無料相談~メリットとデメリット~】

正式に依頼をすべきかどうかまだ悩んでいる人は、まずは無料相談がおすすめです。

相談料がかからないので、初期費用を抑えられます。

法人成りしたばかりの事業主様は、税務処理が大変になることが多いかと思われます。

その場合は、税理士に任せると業務タスクの圧縮、時間の節約にもなりますのでぜひ依頼をおすすめします。

まずは、無料相談を利用してから、正式依頼の見積りを出してもらうといいでしょう。

その他の相談手段について

税理士事務所以外で、確定申告の相談ができるところです。

【税務署】

確定申告の相談は、税務署でもやっています。

予約なしでいつでも無料で相談を受け付けているので、「相談料を節約したい」「申告書の書き方で少しだけ不明点がある」に該当する人は、税務署に直接電話して聞くのがいいでしょう。

ただし、税務署では節税相談は、しにくいかと思われます。

節税の相談は、やはり民間の税理士に相談した方がいいでしょう。

【確定申告無料相談会】

税理士が、定期的に無料相談会を開いていることもあります。

この相談会では、確定申告の相談だけではなく、申告書の作成から提出までできます。

ただ、給与所得者および年金受給者が対象となるので、事業主は相談会に参加できません。

事業主が確定申告を税理士に依頼するメリット

税理士を雇う費用が、もったいないという人もいるかと思われます。

ですが、会社の会計や税務にかかわる依頼であれば、税理士に支払う報酬は、会社の経費として処理できます。

ですからどちらかというと、税理士を雇った方が時間的にも費用的にもお得なわけです。

この記事の監修者
山田 直輝
税理士公認会計士行政書士
2009年公認会計士試験に合格、その後、Deloite Touche Tohmatsu(有限責任監査法人トーマツ)に入所し、メーカー、サービス業、学校、商社等の上場一部企業の会計監査や内部統制監査を行う。監査班では、監査の主任業務を経験した。その後、アドバイザリー部門に部署異動をして、ベンチャー企業支援、賠償業務算定の構築や上場支援業務、企業リスクにおけるリスクマネジメント業務を行う。上場は、リクルートの上場経験を有する。2015年に独立して、ストラーダ税理士法人を設立。「敷居が高くて堅苦しい」税理士のイメージを払拭し、「初めての方でも馴染みやすい」税理士でいることをモットーにしている。趣味は、愛娘と遊ぶこと。
この監修者のプロフィールを見る

あなたにおすすめの記事

2024.09.30 基礎知識確定申告

確定申告の訂正方法と手続き

2024.09.20 確定申告

副業で賢く節税するための確定申告のコツと注意点

2023.10.18 確定申告AI

未来の確定申告はAIにお任せ?ChatGPTを活用したスマートな方法

よく読まれている記事

ギャラ飲み・パパ活の脱税に注意!税務署がどのように見つけるのか?

2023.01.6 税務知識

【申告漏れ注意!】ギャラ飲み・パパ活の脱税に注意!税務署がどのように見つけるのか?

会社設立後、社会保険はいつから加入手続きすべき?

2022.12.8

会社設立後、社会保険はいつから加入手続きすべき?

2024.03.15 創業融資

自己資金なしの女性でも起業融資は受けられる?おすすめの融資先・助成金をご紹介