厚生労働省が発表している日本人の平均寿命は、男性が80.79年、女性が87.05年と発表されています。夫婦が2人で、1月に必要な生活費は約23万円だと言われています。
そう考えますと、65歳で定年を迎えた男性が、平均年齢の80歳まで夫婦2人で生きるのに、4,140万円(=(80歳-65歳)×12か月×23万円)が必要です。女性であれば、6.072万円(=(87歳-65歳)×12か月×23万円)が必要です。
年金の収入をほとんど考えないとすると、最低4,140万円もの貯金を65歳時点で有していることが必要です。

  • 夫婦2人が最低限生活していくのに必要なお金:23万円
  • 男性の平均年齢:80.79歳
  • 女性の平均年齢:87.05歳

表を横にずらすと続きが見えます。

性別 最低必要額 計算方法
男性 4,140万円 (80歳-65歳)×12か月×23万円
女性 6,072万円 (87歳-65歳)×12か月×23万円)

意外に多くの金額が必要だと思われたと思います。

「老後破産」という言葉が、近年では言われるようになりました。これは、老後にこれらの貯金がないために、生活保護を受けざるを得なくなった人達を言います。実際に、破産せざるを得ない人たちがいるのです。

定年後の転職先もない、年金もない。老後には、収入は激減します。
その中で、「起業」という新たな収入源を確保される方が近年は増えています。

「起業」には、小資本で始めるものもあれば、大きな資本が必要なものもあります。
小資本ではじめられものであれば、あなたの今までに培った能力や経験を発揮すれば、生活費は稼げるのではないでしょうか?

1つの選択肢としての「起業」をお勧めします。