TOP > 税理士法人トップ > 税理士法人お役立ち情報 > 税務知識 > 未来の確定申告はAIにお任せ?ChatGPTを活用したスマートな方法

税務知識 column

税務知識
2023.10.18 税務知識

未来の確定申告はAIにお任せ?ChatGPTを活用したスマートな方法

確定申告の季節が近づくと、多くの人々がその複雑さや手間に頭を悩ませます。しかし、近年の技術の進化により、この手続きをサポートする新しい方法が登場しています。

その筆頭として、AI「ChatGPT」の名前が挙がるでしょう。ChatGPTを確定申告のサポートツールとして利用すると、どんなメリットがあるのか、また注意すべきポイントは何か。

この記事では、ChatGPTを活用した確定申告の全てを詳しく解説します。確定申告をもっとスムーズに、もっと確実に進めたい方は、ぜひ読み進めてください。

【前提】ChatGPTとは?

ChatGPT(チャットジーピーティー)は、OpenAIが開発した先進的な人工知能言語モデルです。このモデルは、GPT (Generative Pre-trained Transformer) の技術を基に作られており、大量のテキストデータから学習して、自然な言語を生成する能力を持っています。

日常的な会話から専門的な質問まで、幅広いテーマに関する返答や文章生成が可能です。そのため、多くのビジネスやサービスでのカスタマーサポート、コンテンツ制作などに活用されています。特に、質問への即座の回答や、ユーザーとの自然なコミュニケーションを実現する点で、ChatGPTの評価は高まっています。

確定申告とは?基本的な流れを解説

確定申告とは、1年間の所得や経費を税務署に報告し、正しい税額を計算・納税するための手続きを指します。サラリーマンであれば、会社が行ってくれる給与所得の源泉徴収を除いて、個人事業主やフリーランス、不動産所得がある人など、特定の条件を満たす人が行う必要があります。

基本的な流れとしては、まず前年の所得や経費を整理し、必要な書類を集めます。次に、確定申告書や所得税計算書を作成し、税務署に提出します。提出期間は原則として2月16日から3月15日まで。提出後、税金が不足していれば納税、過払いがあれば還付を受けることができます。

確定申告の手続きは複雑に思えるかもしれませんが、税務署の窓口やホームページ上でのサポートが充実しているので、手続きを進める際はこれらを活用しましょう。

ChatGPTを使った確定申告のサポート

近年、AI技術を活用した確定申告サポートが増えてきました。中でも、ChatGPTはその先進的な技術で注目されています。

AIを利用した確定申告アシスタンス

毎年、確定申告の時期が近づくと、多くの人がその手続きの複雑さや時間のかかり具合に悩みます。特に独立したフリーランスや事業主の方々は、複数の収入源や経費の管理が大変です。しかし、最新のAI技術、特に「ChatGPT」のような高度なAIを活用することで、これらの煩雑な手続きを大幅にシンプルにすることが可能となりました。

具体的には、ChatGPTは所得の入力から、経費の計算、そして必要な書類の準備や提出までの全ての流れを手助けしてくれます。また、確定申告の途中で疑問や不明点が生じた際にも、リアルタイムでChatGPTに質問をすることができます。そのため、初めての確定申告や複雑な税務状況を持つ方でも、ChatGPTのアシスタンスにより、手続きの不安や疑問を迅速に解消し、確定申告を円滑に進めることができます。

ChatGPTを活用するメリット

確定申告は、特に初めての方や多岐にわたる収入や経費がある場合、複雑で時間がかかる作業となります。そんな中、ChatGPTを活用することで得られるメリットは非常に大きいです。

まず最も感じるであろうメリットは、24時間365日いつでも確定申告のサポートを受けられる点。夜遅くや週末であっても、突然の疑問や不安が浮かんだ際に、直接AIに質問を投げかけて回答を得ることができます。これにより、作業の途中で立ち止まることなく、スムーズに確定申告を進めることができるでしょう。

さらに、ヒューマンエラーのリスクを大幅に削減することができます。人間が繰り返し計算や書類の整理を行うと、避けられないミスが生じることが考えられます。しかし、ChatGPTのようなAIのサポートを受けることで、そのリスクを低減し、より確実な手続きを実現することができます。

そして、このAIサポートを利用することで、税理士や専門家への頻繁な相談の必要が減り、結果として時間やコストを節約することが可能となります。

ChatGPTを確定申告で使うときの注意点やリスク

ChatGPTを確定申告のサポートに使用する際の注意点やリスクを挙げて解説します。

AIのアドバイスに頼りすぎないこと

確定申告に関するアドバイスや情報提供において、ChatGPTのようなAIは非常に有効なツールと言えます。しかし、その利用には注意が必要です。ChatGPTは高度な技術を持っているものの、その回答やアドバイスが必ずしも正確であるとは限りません。特に、ユーザーの独自の状況や特殊なケースに関する具体的なアドバイスを求める際は注意が必要です。

さらに、ChatGPTの知識は、最後のトレーニングデータ時点までの情報に基づいています。これは、税法の最新の変更や新たに制定されたルールなど、最新の情報が含まれていない可能性があることを意味します。

したがって、AIからのアドバイスや情報提供を受ける際には、それを鵜呑みにするのではなく、必ず自身でも信頼性のある情報源や専門家を通じてその情報を確認し、検証することが不可欠です。確定申告は重要な手続きであり、ミスや誤解が後々のトラブルやペナルティの原因となる可能性があるため、注意深く情報を取り扱うことが求められます。

最終的な確認は専門家に

確定申告のプロセスは複雑であり、さまざまなディテールに注意を払う必要があります。特に、税金の計算や申告内容に関するミスは、後から大きな問題を引き起こす可能性が高いのです。ChatGPTのようなAIツールは、確定申告の初歩的なガイダンスや疑問への応答には役立ちますが、その全てが絶対的に正確であるとは限りません。

こうした背景から、確定申告の最終確認は、税理士や確定申告の専門家に委ねることをおすすめします。専門家は最新の税法の変更や細部のルールを正確に把握しており、また、多くのケースや事例に基づく経験的知識も持っています。このようなプロフェッショナルの意見や確認を取り入れることで、確定申告の正確性や完全性を高めることができるのです。

総じて、AIのサポートを利用する際には、その限界や可能性を理解し、最終的には専門家の意見やアドバイスを取り入れることで、安全かつ確実に確定申告の手続きを完了させることが望ましいと言えるでしょう。

まとめ

今回、ChatGPTを確定申告のサポートに活用する際の利点と注意点を深掘りしました。ChatGPTは、質問への迅速な回答や自然なコミュニケーションにより、確定申告の疑問や不安を軽減する強力なツールとして利用できます。24時間365日のサポートやヒューマンエラーの減少は、AIの大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、AIのアドバイスに過度に頼ることは避け、必ず最新の情報や状況に合わせて自己確認することが求められます。また、最終的な確認は専門家に依頼することで、確定申告をより安全かつ確実に進めることができるのです。

ChatGPTのような先進的なAIを適切に活用しつつ、その限界やリスクを理解することで、確定申告のプロセスをスムーズに進めることが可能となります。

ChatGPTの活用方法については、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。

この記事の監修者
中田 卓哉
税理士公認会計士
2012年を中央大学商学部卒業し、同年公認会計士試験に合格。2013年に東証一部上場企業に入社し、単体決算、連結決算に従事。2017年にPwCあらた有限責任監査法人に入所し、メーカー、サービス業等の東証一部上場会社の法定監査、IFRS監査、米国基準監査に従事。その後、2021年よりストラーダグループに参画。クライアントを深く理解し、クライアントの立場に立ったサービス提供することをモットーとしている。趣味は、愛猫と遊ぶこと。
この監修者のプロフィールを見る

あなたにおすすめの記事

2024.05.2 税務知識

【2024年版】定額減税がもたらす効果とは?会社員・個人事業主の場合で分かりやすく解説

2023.10.18 税務知識

「ChatGPT会計処理」会計業界が注目するAIの秘密とは?

2023.10.18 税務知識

【ChatGPT活用術】次世代の会計業務を先取りする方法

よく読まれている記事

2021.06.29 税務知識

【確定申告】国民年金保険料控除の証明書で領収書は必要?

ギャラ飲み・パパ活の脱税に注意!税務署がどのように見つけるのか?

2023.01.6 税務知識

【申告漏れ注意!】ギャラ飲み・パパ活の脱税に注意!税務署がどのように見つけるのか?

2021.06.29 税務知識

国民年金保険料の控除証明書の再発行のやり方を分かりやすく解説

まずはお気軽にご相談を